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第3章 3.1 4つのコレクション

この章では、Pythonの変数に格納できるデータ構造について解説します。
このデータ構造のことをコレクションまたはコンテナと呼びます。

コレクションの一覧

Pythonでは4つの種類のコレクション(リスト、ディクショナリ、タプル、セット)があります。
概要を以下にまとめます。詳細は「3.2項」以降で順次説明します。
データの特性や管理目的に合わせ適切なコレクションを用いましょう。
 

特徴 ①リスト ②ディクショナリ ③タプル ④セット
格納内容 複数の値 複数のキーと値のペア 複数の値 複数の値
作成方法
(変数がコレクション)
※カッコの違いに注意
変数=[値1,値2,・・・]
※角カッコ
変数={キー1:値1,キー2:値2,・・・}
※波カッコ
変数=(値1,値2,・・・)
※丸カッコ
※タプルのみカッコ省略可
変数={値1,値2,・・・}
※波カッコ
個別要素の参照
※全て角カッコに注意
変数名[添え字] 変数名[キー] 変数名[添え字]
要素の追加 変数名.apend(値) 変数名[キー]=値 × 変数名.add(値)
要素の変更 変数名[添え字]=値 変数名[キー]=値 ×
要素の削除 変数名.remove(値) del 変数名[キー] × 変数名.remove(値)
変数の順序関係 あり なし あり なし
重複値の格納 キーは不可、値は可 ×
集合演算 × × ×
len関数による要素数の取得
sum関数による合計の取得 ×
スライスの利用 × ×
+演算子による連結 × ×

○可能、×不可、△キーや添え字を用いた操作は不可(第5章で説明する繰り返しによる操作は可能)
 

コレクションの使い分け

4つのコレクションはぞれぞれ機能が違います。
その特徴を踏まえ以下の様に使い分けを考えて使うとよいでしょう。

コレクション 使い分けの例
リスト 順序を意識してデータを管理したい場合
ディクショナリ キー指定によりデータを参照したい場合
タプル 一度作成したデータを追加・更新・削除させない場合
セット 集合Aと集合Bの和など、集合演算したい場合

 
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