セットの特徴
セットもリストと似たコレクションですが、以下4つの点がリストとは異なります。
①重複した値を格納することはできない。
②添え字やキーと言う概念がなく、特定の要素に対して代入・参照する方法がない。
③添え字がないため、要素は順序を持たない。
④append関数の代わりにadd関数で要素を追加する。
セットは順序を持たず、その要素は重複しないため、種類の管理に向いていると言えます。
セットの作成
<セットの作成>
変数 = {値1,値2,・・・} |
※重複する値がある場合、1つ(1種類)だけしか入りません
<プログラム例>
# セットanimalに要素(犬,猫,犬)を代入 animal = {'犬','猫','犬'} # セット全体を表示 print(animal)
<実行結果>
{'犬', '猫'}
2行目で犬を2つ、猫を1つ代入しようとしていますが、実行結果は犬1つ、猫1つとなります。