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第8章 8.1 組み込み関数

この章では、Pythonの組み込み関数について解説します。

組み込み関数とは
Pythonのプログラム言語そのものに備わっている関数です。
「pipコマンド」によるパソコンへのインストールは不要です。
「import モジュール名」によるプログラム先頭での記述も不要です。

組み込み関数一覧

理解しておくと便利な組み込み関数を以下に記載します。
下記以外にもいろいろな組み込み関数があります。
詳細説明については、Python公式ドキュメントを参照ください。
組み込み関数 — Python 3.9.4 ドキュメント
 

分類 組み込み関数名 機能
入出力 print関数 引数を標準出力(画面)に出力する
input関数 標準入力(キーボード)から1行読み込んだ結果を返す
format関数 書式化された表現に変換する
データ型 type関数 引数のデータ型を返す
int関数 引数を整数に変換した結果を返す
float関数 引数を小数に変換した結果を返す
str関数 引数を文字列に変換した結果を返す
コレクション list関数 引数でリストを作成して返す
dict関数 引数でディクショナリを作成して返す
tuple関数 引数でタプルを作成して返す
len関数 引数の長さ(要素数)を返す
sum関数 引数の合計値を返す
max関数 引数の最大値を返す
min関数 引数の最小値を返す
計算 abs関数 引数の絶対値を返す
round関数 引数を四捨五入した値を返す
ファイル open関数 引数で指定したファイルを開く
識別子 id関数 オブジェクトの識別値を返す

 
 

ファイル操作

opne関数

open関数やwrite,closeメソッドを使ったファイル操作は理解しておくと便利です。以下に使い方を説明します。

<表記方法>

ファイルを開く
open(ファイル名,モード)
※ファイル名に、開くファイルを指定する。
※モードには、どの様にファイルを操作するかを指定する。
 r : 読み込み(指定したファイルが存在しない場合はエラー)
 w : 書き込み(指定したファイルが存在しない場合は新規作成)
 a : 追記(指定したファイルが存在しない場合は新規作成)
 
ファイルに書き込む
ファイルオブジェクト.write(書き込む内容)
 
ファイルを閉じる
ファイルオブジェクト.close()
 
<プログラム例>

x = input('記録したい内容を入力してください=')
# ファイルを開く(追記モードで)
file = open('test.txt','a')
# ファイルに書き込む(\nは改行)
file.write(x + '\n')
# ファイルを閉じる(\nは改行)
file.close()

<実行結果>
記録したい内容を入力してください=Python勉強中
※プログラムソースファイルを保存してあるフォルダに「test.txt」ファイルが作成され、入力値(Python勉強中)が記録される。
「test.txt」ファイルが既に存在している場合は、そのファイルに入力値(Python勉強中)が追記される。

witn文によるファイルの自動close

以下のwith文を使うと、ファイルを閉じる処理(close)を記述しなくても、ファイルを閉じることができる。

with文
with ファイルを開く処理 as 変数:
 ファイルを操作する処理

※開く処理で返されるファイルオブジェクトが変数に代入される
※withブロックの終了時にファイルを自動的に閉じる
※処理はインデントして記述する
 
<プログラム例>

x = input('記録したい内容を入力してください=')
# ファイルを追記モードで開き、追記して閉じる
with open('test.txt','a') as file:
    file.write(x + '\n')

 
 
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